プロレス界で圧倒的な存在感を放つ上谷沙弥。しかし、彼女のキャリアの始まりは、意外にもアイドル活動にありました。LDHのダンススクールでの鍛錬、バイトAKBでの経験、そして数々の挫折を乗り越えてきた彼女は、なぜプロレスという道を選んだのでしょうか？本記事では、上谷沙弥のアイドル時代とその経験が現在のプロレスキャリアにどのような影響を与えたのかを深掘りしていきます。彼女の成長の軌跡を辿りながら、新たな挑戦を続ける上谷の魅力に迫ります。
この記事のポイント
- 上谷沙弥のアイドル時代の経歴
- アイドル時代の経験がプロレスにどう活かされたか
- アイドルからプロレスラーへ転身した理由
- 現在のプロレスキャリアとのつながり
目次
上谷沙弥のアイドル時代とその影響
- 上谷沙弥のプロフィール
- ダンスの才能とアイドルへの道
- バイトAKB時代の経験
- アイドル活動の苦悩
引用元：https://x.com/soundesumith
上谷沙弥のプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リングネーム | 上谷 沙弥 |
| 本名 | 上谷 沙弥 |
| 身長 | 168cm |
| 体重 | 58kg |
| 誕生日 | 1996年11月28日（28歳） |
| 出身地 | 神奈川県 |
| 所属 | スターダム |
| スポーツ歴 | 器械体操, ダンス |
上谷沙弥は、抜群の身体能力を持つスターダム所属のプロレスラー。アイドル経験を活かした華やかなパフォーマンスと、アクロバティックな技が特徴です。2024年にはヒールターンし、新たな挑戦を続けています。
ダンスの才能とアイドルへの道
上谷沙弥は、小学校3年生からダンスを始め、LDHが運営するダンススクールに所属していました。最上位の選抜クラスに入り、ラスベガスで開催された「WORLD HIPHOP CHAMPIONSHIP 2009」ではジュニア部門で世界第2位に輝くほどの実力を持っていました。その後、高校時代にはEXILEの東京ドーム公演でバックダンサーを務めるなど、ダンスの世界で着実にキャリアを積んでいきました。
バイトAKB時代の経験
2014年、バイトAKBのオーディションに合格し、アイドルとしての活動を開始。短期間ではありましたが、劇場公演や紅白歌合戦のリハーサルにも参加し、アイドルの世界を体験しました。この時期にHKT48の松岡はなと交流があり、のちにプロレスラーとして再会することになります。
引用元：アイドル情報総合ニュースサイト
アイドル活動の苦悩
バイトAKBの活動終了後、上谷はNGT48の1期生オーディションに挑戦するも最終審査で落選。さらに他のアイドルグループのオーディションも受けましたが、結果は芳しくありませんでした。彼女にとってアイドル活動は憧れの世界だった一方で、選ばれることの厳しさや競争の激しさを痛感する期間でもありました。
プロレス転向とその成長
- スターダムでのデビュー
- 圧倒的な身体能力と成長
- フェニックス・スプラッシュの封印と新たな挑戦
- ヒールターンと新たな道
スターダムでのデビュー
引用元：スターダム」公式サイト.
2018年、スターダムのアイドルユニット「スターダム★アイドルズ」に参加したことで、プロレスの世界と出会います。元々プロレスに興味がなかった彼女ですが、長身とダンス経験からプロレスラーとしての適性を見出され、2019年1月から練習生として活動を開始。同年7月にはプロテストに合格し、8月10日に渡辺桃とのシングルマッチでデビューを果たしました。
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— スターダム✪STARDOM (@wwr_stardom) December 12, 2023
💫FIBREPLEX presents NEW BLOOD 12
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🌸新人デビュー戦・シングルマッチ
玖麗（くらら）さやか vs 上谷沙弥
📅12/25
🏟東京・品川インターシティホール
🔽大会情報はコチラhttps://t.co/0RXQVBlZlG pic.twitter.com/JhCCmjjz66
圧倒的な身体能力と成長
デビュー後は持ち前の運動神経を活かし、2019年の「ルーキー・オブ・スターダム」で優勝。
引用元：バトル・ニュース
さらに2021年には「STARDOM Cinderella tournament 2021」を制し、12月にはワンダー・オブ・スターダム王座を奪取するなど、驚異的なスピードでトップ選手へと成長していきます。
フェニックス・スプラッシュの封印と新たな挑戦
2022年、試合中に放ったフェニックス・スプラッシュが失敗し、対戦相手である白川未奈に大ケガを負わせてしまいます。
引用元： プロレスTODAY
これを機に彼女は自身の得意技を封印。精神的な葛藤を抱えながらも、2023年にはワンダー・オブ・スターダム王座の最多連続防衛記録を更新し、名実ともにトップレスラーの一人となりました。
ヒールターンと新たな道
2024年、林下詩美の退団を機に「AphroditE」タッグが解散。さらに、7月には舞華のタイトル戦を妨害し、ヒールユニット「H.A.T.E.」に加入。これまでの正統派なスタイルから一転し、悪役としての新たなキャリアを歩み始めました。
アイドル時代の経験がプロレスにもたらしたもの
- 表現力とファンサービスの重要性
- 身長コンプレックスの克服
- ファンとのつながり
表現力とファンサービスの重要性
アイドル時代に培った表現力とダンスの経験は、プロレスにおけるパフォーマンスにも大きく影響しています。試合中の動きだけでなく、入場シーンや試合後のコメントなど、観客を惹きつけるスキルはアイドル活動で磨かれたものです。
身長コンプレックスの克服
アイドル時代は167cmの高身長がコンプレックスだった上谷。しかし、プロレスラーとしてはその長身が大きな武器となり、空中殺法やパワフルな動きを際立たせる要素になりました。自身のコンプレックスを強みに変えたことで、彼女は新たな自信を得ることができたのです。
ファンとのつながり
アイドル時代からファンとの交流を大切にしてきた上谷は、プロレスでも観客とのコミュニケーションを重視しています。試合中に表情や仕草で感情を伝えることや、試合後のSNSでの発信など、ファンとの距離を縮める姿勢は変わっていません。
まとめ
上谷沙弥のアイドル時代は決して順風満帆ではありませんでしたが、その経験がプロレスラーとしての成功に大きく寄与しています。ダンスや表現力、観客とのコミュニケーション能力は、今の彼女のスタイルを作り上げる重要な要素となりました。現在はヒールターンを果たし、新たな挑戦を続ける上谷。彼女が今後どのような進化を遂げるのか、目が離せません。
