嵐の二宮和也さんが、家族のプライベート写真が掲載されたことを受けて、X(旧ツイッター)での投稿を休止することを発表しました。背景には、一部週刊誌が、二宮さんと妻、娘たちの七五三の様子を撮影し公開したことがあり、その行為に強い憤りを感じたことが理由です。
家族のプライバシーを侵害された怒り
引用元: (デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース
二宮さんは長年、自分のプライベートが撮影されることに対して「仕方がない」と自らを納得させて生きてきたと告白しています。しかし、今回の報道は一線を超えていると述べ、「誰もが迎える大切な節目」で家族と共に過ごす時間を盗撮され、公にされることは到底理解できないと強調しました。特に怒りを募らせたのは、「プロのカメラマンによる撮影」であったことです。「プロならモラルやマナーは守らなくて良いのか?」と、疑問を呈しました。
私用の話にて失礼します。
— 二宮和也 (@nino_honmono) November 2, 2024
昨日、掲載された、
盗撮記事の件になります。
“自分のプライベートは撮られるのは
嫌だけど仕方がない"
と自分に言い聞かせながら生きてきた
人生でした。
勿論、自分の仕事の性質上その方が
"生きやすい"というのもあったので
そう理解して生活をしておりました。…
モザイク処理への違和感
記事では家族の顔にモザイクがかかっていましたが、二宮さんはこれについても「あなた、モザイクをかけた事はあるけどかけられた事ないでしょ?」と、痛烈な皮肉を込めて述べました。家族のプライバシーを守ることは、モザイクをかければ済む問題ではなく、「一般人である家族を撮影すること自体をやめてほしい」と強いメッセージを送りました。
芸能人 盗撮対策
最近の日本における芸能人の盗撮対策は、法律の改正や社会的な意識の変化に伴い進化しています。
2023年7月13日から施行された「撮影罪」は、無断で他人を撮影する行為を厳しく罰する新たな法律です。この法律により、特にプライベートな状況での無断撮影が処罰の対象となり、芸能人や一般人を問わず、プライバシーが保護されることが期待されています。
また、芸能人自身も様々な対策を講じています。例えば、公共の場での撮影に対する意識が高まっており、多くの芸能人が無断撮影に抗議する声を上げています。特に、プライベートな状況での撮影は肖像権やプライバシー権の侵害となる可能性があり、これに対して法的措置を取ることもあります。
さらに、企業や団体も盗撮防止策を強化しています。定期的な調査や教育を通じて、従業員や関係者に対して盗撮防止の意識を高める取り組みが行われています。これにより、盗撮被害を未然に防ぐことが目指されています。
このように、法律の整備と社会的な意識の向上が相まって、芸能人や一般人が安心して生活できる環境づくりが進められています。今後もこの流れは続くと考えられます。
ネガティブな感情に蓋をするために
このような出来事が続くことで、発言すること自体が「負の感情」を呼び起こすとし、二宮さんは「この場での発言は良くない」と考え、Xを休止する決断をしました。嵐のデビュー記念日である11月3日を目前に控え、ファンに向けては「再開できる日まで皆様お元気で」と結び、苦渋の決断を下したことを悔やむ姿が垣間見えました。
まとめ
家族や個人のプライバシーを巡る議論は、芸能界のみならず社会全体において重要な課題です。二宮さんの勇気ある発言は、プライバシーに対する意識を再び世間に問うこととなりそうです。
以上、二宮和也さんがXを休止した経緯とその背景をまとめました。ファンとしては心配な一方で、彼の家族やプライベートを守るという姿勢を尊重し、再開の日を静かに待ちたいところです。