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萩原京平のジム移籍を徹底分析|大阪から東京へ、環境を変えた決断

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RIZINフェザー級で活躍する萩原京平選手。強烈なカーフキックと右ストレートを武器に、2020年のRIZINデビュー以来、その華のあるファイトスタイルと男気のある性格でファンから高い人気を集めてきました。しかし、2024年の春、萩原選手は大きな決断を下します。それが、長年拠点としてきた大阪から東京への移籍、そして名門ジム「TRIBE TOKYO MMA」への入門でした。

移籍の背景──連敗からの再起を賭けて

萩原選手がジム移籍を決意した背景には、厳しい戦績がありました。2023年9月に牛久絢太郎選手に判定負けを喫し、2024年3月には武田光司選手にも判定で敗れました。特に武田選手との試合後、萩原選手は「限界なのかと思いました」と引退を示唆するコメントを残すほど、精神的に追い詰められていました。

引用元:イナビニュース【エンタメ・ホビー】

しかし、萩原選手の心の中には「まだフェザー級でやり残したことがある」という思いが燃え続けていました。そして、その思いを実現するために選んだのが、環境を一新することでした。

TRIBE TOKYO MMAへの移籍

2024年夏、萩原選手は大阪から東京に練習拠点を完全に移し、「TRIBE TOKYO MMA」に移籍しました。このジムは長南亮代表が率いる名門ジムで、若松佑弥選手をはじめとする多数の強豪選手が練習に集う環境として知られています。

引用元:MMAPLANET

移籍の理由について、萩原選手は記者会見でこう語っています。「純粋に強くなりたかったから環境を変える必要があると思った。大阪と全く違う練習ができているので充実した毎日を送れています」

新たな環境での成長

TRIBE TOKYO MMAでの練習は、萩原選手にとって新鮮な刺激に満ちていました。長南代表の指導のもと、これまでとは異なる技術体系を学ぶことになったのです。

萩原選手自身、移籍後のインタビューで次のように語っています。「TRIBEで教えてもらう技術は今まで教えてもらっていた技術とは違う。大阪で教えてもらっていた組み技は寝てからどうするかみたいな技術だったけど、TRIBEで教えてもらっているのはストライカーが打撃で戦うための技術」

特に印象的なのは、大阪時代に学んだ技術が無駄ではなかったという気づきです。「TRIBEで練習していると、逆に大阪で寝技を教えてもらっていた時に覚えた技術が活きてくる場面が出てくる。だから決して大阪で教えてもらっていたことは無駄じゃないし、その技術の使い方や順番を自分が間違ってただけだった」

長南代表も、萩原選手について「もったいない選手だなって見てて思っていました」と評価し、時間をかけて練習法を教えていると語っています。

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移籍後の戦績

移籍後の萩原選手の戦いは、厳しいものとなりました。2024年9月のRIZIN.48では高木凌選手と対戦し、1回にリアネイキッドチョークで一本負けを喫してしまいます。これで3連敗となり、さらなる試練を迎えることになりました。

しかし、萩原選手は諦めませんでした。2025年3月のRIZIN.50では、トビー・ミセッチ選手と対戦。TRIBE TOKYO MMAでの修行の成果を存分に発揮し、1回にミセッチの蹴りに合わせて左ストレートを当ててダウンを奪い、パウンドでKO勝利。見事に再起を果たしました。

さらに2025年5月の「RIZIN男祭り」では西谷大成選手と対戦し、左フックでダウンを奪って追撃のパウンドで1回TKO勝利。2連勝を飾り、完全復活を印象づけました。

RIZINとの歩み

萩原選手のRIZINでの活躍は、2020年8月のデビュー戦から始まりました。白川陸斗選手にTKO勝利を収めた後、同年12月の大みそか大会では平本蓮選手との一戦で大きな注目を集めました。この試合に勝利したことで、萩原選手の人気は一気に上昇します。

引用元:RIZIN FIGHTING FEDERATION オフィシャルサイト

「平本戦は盛り上げようというのではなく、こいつ生意気だからしばいてやろうって感じです。結果的にだいぶ盛り上がったし、今後のストーリーができた試合だった」と萩原選手は振り返ります。

RIZINでの成功により、萩原選手の生活は一変しました。「ボロい長屋育ちの少年だった」という萩原選手は、2021年から新築高級マンションに住めるようになり、高級車も購入。しかし、その目的は「若い世代に『格闘技(RIZIN)でのし上がればこういう生活ができる』と思ってほしかった」というものでした。

移籍が意味するもの

萩原選手の移籍は、単なる練習環境の変更以上の意味を持っています。それは、プロ格闘家としての成長への真摯な姿勢の表れであり、過去の自分と決別して新たなステージへ進む決意の表明でもありました。

RIZIN CEOの榊原信行氏も、萩原選手の移籍について「長南のところで一度腰を据えて磨いてもらえば」と期待を寄せ、「恥をさらしながらでも戦い続けてほしい」とエールを送っています。

まとめ

萩原京平選手のTRIBE TOKYO MMAへの移籍は、格闘家としてのキャリアにおける重要な転機となりました。連敗の苦しみを経験し、一度は限界を感じながらも、新たな環境で再び立ち上がる姿は、多くのファンに勇気と感動を与えています。

「純粋に強くなりたかった」──その言葉通り、萩原選手は今も成長を続けています。TRIBE TOKYO MMAでの修行を通じて、ストライカーとしての技術に磨きをかけながら、組み技にも対応できるオールラウンドなMMAファイターへと進化しています。

これからの萩原京平選手の戦いに、ますます目が離せません。新たな環境で得た技術と経験を武器に、再びRIZINのリングで輝く日を、多くのファンが心待ちにしています。

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