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世界で一番大きい大仏「牛久大仏」なぜ茨城に?高さ120mの圧倒的スケールと胎内拝観を徹底解説

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茨城県牛久市にそびえ立つ牛久大仏は、高さ120メートルという圧倒的なスケールでギネス世界記録に認定された世界最大の青銅製大仏です。なぜこの地に世界一の大仏が建立されたのか、その歴史的背景から実際の見どころまで詳しくご紹介します。

牛久大仏の基本情報

所在地: 茨城県牛久市久野町2083
建立年: 1993年(平成5年)
高さ: 120メートル(台座を含む)
重量: 約4,000トン
宗派: 浄土真宗東本願寺派
ギネス記録: 世界一高い青銅製立像(1995年認定)

なぜ茨城県に世界最大の大仏が建てられたのか

親鸞聖人ゆかりの聖地

引用元:浄土真宗の開祖・親鸞聖人の像

牛久大仏が茨城県に建立された最大の理由は、この地が浄土真宗の開祖・親鸞聖人ゆかりの土地だからです。親鸞聖人は1214年から約20年間、関東地方で布教活動を行い、特に常陸国(現在の茨城県)での活動が盛んでした。

牛久市周辺には親鸞聖人が開いた寺院や、布教活動の拠点となった場所が数多く残されており、浄土真宗にとって重要な聖地となっています。

現代における信仰の中心地として

浄土真宗東本願寺派では、現代社会における新たな信仰の拠点として、この歴史ある土地に世界最大規模の大仏建立を決定しました。1983年から10年の歳月をかけて建設され、1993年に完成した牛久大仏は、まさに現代の技術と古来の信仰が融合した象徴的な存在となっています。

ギネス認定「世界一の大仏」その圧倒的スケール

他の著名な像との比較

牛久大仏の巨大さは、他の有名な像と比較するとより鮮明になります。

世界の大仏と像

世界の大仏と像

いくつかの有名な大仏と像の情報をまとめた表です。

名称 高さ 所在地
牛久大仏 120m 茨城県牛久市
自由の女神像 約46m(台座除く) アメリカ・ニューヨーク
奈良の大仏 約15m 奈良県奈良市
鎌倉大仏 約11.3m 神奈川県鎌倉市
引用元:牛久大仏概要|牛久大仏

驚異的な各部サイズ

  • 顔の長さ: 20.0メートル
  • 目の長さ: 2.5メートル
  • 鼻の高さ: 1.2メートル
  • 手のひらの長さ: 18メートル
  • 人差し指: 7メートル

手のひらだけで18メートルという大きさは、6階建てのビルに相当します。実際に大仏の足元に立つと、その圧倒的なスケールに言葉を失うほどです。

牛久大仏の見どころ・体験ポイント

胎内拝観:5階建ての聖なる空間

牛久大仏最大の魅力は、大仏内部(胎内)に入れることです。内部は5層に分かれた神聖な空間になっており、写経体験から展望まで、各フロアで異なる貴重な体験ができます。

1階「光の世界」(牛久大仏の中心)
煩悩を表す暗闇から、仏の光に導かれる世界を体験できる、牛久大仏の心臓部ともいえる空間です。

2階「知恩報徳の世界」

  • 写経空間: 心を静めて写経を体験できる貴重な空間
  • 牛久大仏完成までの軌跡展示: 10年の歳月をかけた大仏建立の過程を詳細なパネルで紹介
  • 大仏様の親指模型: 実際の親指を再現した模型を展示。その巨大さを間近で実感できます

3階「蓮華蔵世界」
毎日朝夕に読経が響き渡る厳粛な空間です。約3,400体の胎内仏が安置され、金色に輝く仏像群に囲まれた幻想的な光景は圧巻の美しさ。奉安された胎内仏には、法名等をお納めいただき永代供養も承っています。

4・5階「霊鷲山の間」
お釈迦様の説法の場として知られる霊鷲山を再現した神聖な空間で、貴重な仏舎利(釈尊のご遺骨)が安置されています。

5階「展望台」
地上85メートルの大仏様の胸部に位置する展望台からは、東西南北360度の大パノラマを楽しめます。天候に恵まれた日には、東京スカイツリーや富士山まで見渡すことができる絶景スポットです。

四季を彩る「浄土庭園」

大仏周辺に広がる約3万坪の庭園は、極楽浄土をイメージして設計されています。

春(3月〜5月): 桜とポピーが園内を彩り、特に4月中旬〜5月上旬のポピー畑は絶景です。

夏(6月〜8月): 緑豊かな庭園で涼を感じられ、蓮池では美しい蓮の花が咲きます。

秋(9月〜11月): 約1万本のコスモスが咲き誇り、紅葉と合わせて美しい景観を楽しめます。

冬(12月〜2月): 雪化粧した大仏は荘厳さが際立ち、特別な美しさがあります。

ファミリーで楽しめる小動物公園

境内には80種類約400匹の小動物とふれあえる「小動物公園」があります。ウサギ、モルモット、リスザルなどの可愛い動物たちとの触れ合い体験は、特に子どもたちに大人気です。

土日祝日には「お猿さんの学校」も開催され、サルたちの愛らしい芸を見ることができます。

引用元:牛久大仏:牛久市観光協会

アクセス・料金情報

アクセス方法

車でお越しの場合

  • 圏央道「阿見東IC」から約3分
  • 常磐自動車道「牛久IC」から約20分
  • 無料駐車場完備(普通車820台、大型車20台)

電車でお越しの場合

  • JR常磐線「牛久駅」東口より関東鉄道バス「牛久大仏・あみプレミアムアウトレット行き」で約25分
  • 「牛久大仏」バス停下車すぐ

料金体系(2024年現在)

牛久大仏 拝観料金
区分 庭園+大仏拝観 大仏胎内拝観
大人(中学生以上) 800円 800円
4歳~小学生 400円 400円
未就学児 無料 無料

※庭園+大仏拝観と胎内拝観はセット料金もあります

営業時間

3月〜9月: 9:30〜17:00(最終入園16:30)
10月〜2月: 9:30〜16:30(最終入園16:00)

よくある質問(Q&A)

Q1: 拝観にはどのくらい時間がかかりますか?
A: 庭園散策と胎内拝観を含めて約2〜3時間が目安です。ゆっくり楽しみたい場合は半日程度見ておくと良いでしょう。

Q2: 胎内拝観は予約が必要ですか?
A: 平日は予約不要ですが、土日祝日や観光シーズンは混雑するため、事前予約がおすすめです。公式サイトから予約できます。

Q3: 車椅子でも拝観できますか?
A: 庭園部分はバリアフリー対応しており、車椅子での拝観が可能です。大仏胎内もエレベーターがあるため、5階展望台まで行けます。

Q4: 写真撮影は可能ですか?
A: 庭園や大仏外観の撮影は自由ですが、胎内の一部では撮影禁止エリアがあります。撮影マナーを守ってお楽しみください。

Q5: 近隣におすすめの観光スポットはありますか?
A: 「あみプレミアムアウトレット」まで車で約10分、「シャトーカミヤ」まで約15分の距離にあります。1日観光コースとして楽しめます。

まとめ:心の平安を求めて世界一の大仏へ

牛久大仏は、単なる巨大建造物を超えた、現代における信仰と平安の象徴です。親鸞聖人ゆかりのこの聖地で、1000年以上受け継がれてきた仏教の教えに触れ、日常の喧騒を忘れて心静かな時間を過ごすことができます。

四季折々の美しい庭園、圧倒的スケールの大仏、そして神秘的な胎内空間は、訪れる人それぞれに特別な体験をもたらしてくれるでしょう。茨城県を訪れる際は、ぜひこの世界一の大仏様に会いに行ってみてください。きっと心に残る貴重な体験となるはずです。


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